今回は3泊のドバイと3泊のアブダビという、少しゆとりある日程で中東を旅してきました。ちょうどイスラム教の一大行事「ラマダン(断食月)」の時期に重なったこともあり、出発前には現地の様子が少し心配でしたが、実はこの期間は航空券やホテル料金が安くなる傾向があるため、旅費を抑えるチャンスでもありました。
ラマダン期間中、イスラム教徒の方々は日の出から日没までの間、飲食を一切断ち、精神を清める祈りと自己節制の時間を過ごされます。観光地では外国人への対応も柔軟で、旅行者向けのレストランは営業していることも多いとの情報を頼りに旅に出発しました。どんな特別な体験ができるのか、期待と少しの緊張を抱きながらの旅のはじまりです。

ラマダン中のドバイって、ちょっと緊張するけど、逆に特別な雰囲気が楽しめそうでワクワクする〜!



うん、イフタールのごはんも気になるし、エグゼクティブラウンジでのんびりも楽しみ!きっとバッチリなステイになるワン!
コンラッド・ドバイに宿泊


ホテルの概要と予約の決め手
今回選んだのは、ヒルトン系列のラグジュアリーホテル「コンラッド・ドバイ」。ラマダン中は現地の方の旅行需要が減るため、高級ホテルでも価格が比較的抜けるので狙い目です。立地はドバイの中心部、シェイク・ザイード・ロード沿い。未来博物館も徒歩圏内にあり、アクセスも抜群です。
また、ラウンジアクセス付きの部屋を選んだことで、食事やアルコールが制限されるラマダン中でも安心して過ごすことができると考えました。ヒルトンのダイヤモンド会員としての特典も期待大です。
予約はヒルトン公式サイト経由で、キャンセル可能なプランを選択。エグゼクティブルーム指定で、ラウンジアクセスと朝食付きのプランでした。
チェックインとお部屋の印象
空港からはタクシーアプリ「Careem(カリーム)」を使ってスムーズに移動。ホテルに到着すると、さすがは一流のコンラッド。重厚なエントランスと洗練されたフロントまわりに「選んでよかった!」と嬉しくなりました。


お部屋に入ると、中東の雰囲気がありながらも落ち着いたトーンの内装とふかふかのカーペットが高級感を演出しており、ドバイの街並みと海を一望できる窓からの景色に感動しました。








カーテンの開け方に最初戸惑いましたが、ベッドサイドのボタンを押すと自動で開閉するスマート設計。バスルームには広々としたバスタブもあり、旅の疲れもゆっくり癒せそうです。
ダイヤモンド会員特典
ウェルカムレターとともに、ラマダンならではの特典として、チョコレートがけのデーツを使った中東の伝統菓子が用意されていました。甘さとコクが絶妙で、コーヒーと一緒に楽しむと最高でした。


エグゼクティブラウンジ
このホテルで特に満足度が高かったのが、エグゼクティブラウンジ。夕方6時から8時のカクテルタイムに訪れると、欧米からの宿泊客で大盛況でしたが、お料理の内容がとても充実していました。
中東の揚げ餃子「サンブーサ」や、ひよこ豆のペースト「フムス」、新鮮なサラダ類など、旅行中に不足しがちな野菜もしっかり摂れる嬉しいラインナップ。




デザートはドライデーツやバクラヴァのような甘いお菓子など、甘党にはたまらない品揃えでした。
飲み物もカールスバーグやコロナビール、赤白ワインまで揃っており、まったく不自由ありませんでした。UAEでは街中でのアルコール購入が難しいと聞いていたため、事前にドバイ空港の免税店でワインを1本購入してきたのですが、結局は部屋で飲む必要がないほどラウンジで十分楽しめたので、ちょっぴりもったいなかったなと思うほどでした。
昼間にはアフタヌーンティータイムもあり、サンドイッチやスコーン、ケーキなどで軽くお腹を満たすことができました。観光の合間にホテルでゆっくり休めるのも、ラウンジの魅力です。


朝食も最高レベル!
コンラッドドバイの朝食はまさに「世界の朝ごはん」を体現したようなビュッフェ。中東、パキスタン、中華、インド料理に加え、お寿司や豚肉料理まであるという多様なラインナップ。豚肉料理はイスラム教では禁止されているため、非イスラム教徒向けに分けて提供されており、宗教への配慮も感じられました。
中でもオーダー形式のドーサは絶品。ベテランのシェフが熟練の手つきでその場で生地を広げ、香ばしく焼き上げており、中に包まれたカレー風味のポテトと一緒にいただくと絶妙なバランス。思わずおかわりしたくなる美味しさでした。






ホテルの雰囲気
ホテルスタッフの皆さんはフレンドリーで対応も丁寧。どこにいても安心感があり、非常に快適な滞在となりました。プールは朝食会場からも見える位置にあり、ラマダン中でも通常通り営業。欧米の宿泊客を中心に賑わっており、私たちも読書をしながらのんびりと過ごしました。
ドバイ観光
アブラ(Abra)港のすぐ近くレストラン「Bayt Al Wakeel Restaurant」でランチ
ラマダン中ということで、昼食が心配でしたが、観光客向けのレストランは通常営業しており、特に困ることはありませんでした。印象的だったのが、アブラ(Abra)という渡し舟の港のすぐ近くレストラン「Bayt Al Wakeel Restaurant」でのランチ。いただいたのは、サフランライスが香るビリヤニと、香ばしく焼かれたラムの串焼き。どちらもスパイスが効いていて奥深い味わいで、まさに中東料理の魅力を存分に堪能できました。お店にはアルコールの提供はありませんが、雰囲気・味・コストパフォーマンスすべてが揃った、大満足のランチでした。


渡し船のアブラは片道1ディルハムという安さで、ディーゼルエンジンの「ドドドド…」という元気な音とともに、うっすら立ちのぼる黒煙のにおいを感じながら、カモメが飛び交う水面を屋根も柵もないシンプルな木のベンチに腰掛けて渡るのは、とても気持ちの良い体験でした。






デザートサファリに参加
ドバイに来たからには砂漠も体験したいと、午前中の半日砂漠サファリツアーに参加しました。実は夕暮れ時のサンセットツアーが最も人気で、夕日に染まる砂丘を眺めながらのディナーやベリーダンスショーなどが含まれる華やかなプランが主流です。ただ、ラマダン期間中はそれらのショーやアルコール提供が中止されているため、今回は日中のシンプルなアクティビティに絞ったプランを選びました。
朝の涼しい時間帯に出発し、ランドクルーザーで砂漠へ向かいます。途中から車が砂丘に入り、エンジン音とともに砂を巻き上げながら起伏を豪快に駆け抜けるドライブが始まります。ドライバーさんのテクニックと音楽の演出でスリルも満点!






その後は、UAEの国鳥である「ファルコン(ハヤブサ)」との記念撮影、ラクダに乗っての短いお散歩、さらには砂の上に座ってのお茶タイムもありました。乾いた風と静かな砂漠の広がりに包まれながらの時間はとても贅沢で、短時間ながら中東らしい非日常をたっぷり味わえました。


ジュメイラモスクを見学
また、ジュメイラモスクの見学ツアーにも参加しました。ツアーの受付ではデーツとアラビックコーヒーがふるまわれ、参加者同士で和やかに待ち時間を過ごします。ツアーが始まると、まずは礼拝前の洗い(ウドゥー)の作法から丁寧に紹介され、その後モスクの内部へ。高い天井の美しい装飾やカーペットの模様についての解説もあり、参加者は皆興味深く聞き入っていました。最後には、床にカメラを置いてモスクの天井と一緒に自分たちを撮る写真の撮り方も教えてもらい、この撮影方法は後のアブダビ訪問時にも大活躍しました。








まとめ
エグゼクティブラウンジを備えたコンラッドドバイでの滞在は、ラマダン中という特殊な時期でも安心して快適に過ごすことができる、理想的なホテルステイでした。観光とホテルでのんびりを両立できる余裕ある旅に、ぴったりな選択だったと思います。



ラウンジの食事も最高だし、プールサイドでの読書も贅沢〜。また泊まりたい!



初めてのラマダン体験も、コンラッドのおかげで安心して楽しめたワン!アブダビ編も楽しみだね!
今回の旅のオトクポイント
・ラマダン時期でホテル価格が比較的お得に
・ヒルトンダイヤモンド会員特典でデーツ菓子などのプレゼント
・エグゼクティブラウンジでの豊富な飲食
・朝食ブッフェの種類が圧倒的(ダイヤモンド会員特典で無料)
・アブラ渡船でお手軽に水上散歩
・デザートドライブも内容充実&リーズナブル
次回は、アブダビでのコンラッドステイの様子をレポートします!お楽しみに。

